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私たちの身近な生活空間にある「川」。
それを取り巻く環境には、どんな生き物が生息し、どんな自然環境があるのだろう。
また、歴史や産業、そして、生活の営みなど、私たちが知らない価値がたくさんあると思います。

茨城県には、大小さまざまな川が流れていますが、那珂川とともにアユの漁場、清流として名高い久慈川を舞台に、
クリエイターのデザインを通じて、多くの方々に地域の価値に気づくきっかけを生み出すことが目的です。

私たちの生活は、自然環境の恩恵から、代々受け継がれてきました。
その源泉について、作品をご覧になる皆さまの住む街を流れる「川」で、それぞれの価値を探し、見つけて頂けることを切に願います。


IBARAKI DESIGN MUSEUM

かわのびじゅつかん
イベント会期 2021年11月20日(土)〜28日(日)
9時〜18時(最終日は17時まで)
*観覧無料
展示場所 道の駅常陸大宮~かわプラザ~(常陸大宮市岩崎717-1)
施設内展示スペースおよび階段(屋外)
ワークショップ 11月27日(土)
○午前の部 10時〜[久慈川の石でストーンアートを作ろう]
○午後の部 13時〜[久慈川の色って何色?みんなで久慈川を作ろう!「みんなで作る青い久慈川」]
*ともに参加無料
主催 茨城県デザイン振興協議会
協力 紙のさと、常陸大宮市の道の駅~かわプラザ~、茨城県デザインセンター
後援 常陸大宮市
ワークショップ 11月27日(土)
○午前の部 10時〜[久慈川の石でストーンアートを作ろう]
○午後の部 13時〜[久慈川の色って何色?みんなで久慈川を作ろう!「みんなで作る青い久慈川」]
*ともに参加無料

ごあいさつ

このたびは、ご高覧いただき誠にありがとうございます。
 かねてより弊会が企画していた、茨城県内の自然環境「海・山・川」を舞台にデザイン展をしよう、と
計画してから2年経ちました。ここに開催することができたこと、全ての関係各位にお礼申し上げます。

さて、県内には1級河川、2級河川だけでも30を上回る川が流れ、そこに注ぐ支流や沢、用水路などを含めたら
数え切れないほど、豊かな水に恵まれた環境であると言えます。
その中でも、アユの漁場、清流として名高い久慈川を舞台に、デザイン作品を通じて
流域の産業や歴史、自然、生活の営みなどを表現しました。
 デザイン作品は、弊会のクリエイターをはじめ、栃木県デザイン協会、群馬県デザイン協会のクリエイターも
参加いただいています。
 私たちが生業としているデザインとは、生活を豊かにするためのもの。
このご縁を通じて、皆さまに少しでもお役に立てれば幸いです。

茨城デザイン振興協議会
会  長   佐藤 正和

「未来に続く自然の恩恵」

茨城デザイン振興協議会

株式会社 あけぼの印刷社
大賀 麻未
株式会社 あけぼの印刷社
田澤 紗那
株式会社 あけぼの印刷社
永井 優太郎
株式会社 あけぼの印刷社
野上 翔子
いばらき印刷株式会社
高野 遥
いばらき印刷株式会社
飛田 有沙華
株式会社 光和印刷
岡田 寛和
株式会社 光和印刷
椎名 達也
株式会社 スタジオ・サカ
飯島 夏希
株式会社 文化メディアワークス
佐藤 正和
株式会社 文化メディアワークス
佐藤 歩美
株式会社 文化メディアワークス
田口 一寿
株式会社 文化メディアワークス
田中 宏光
株式会社 文化メディアワークス
遠西 宏美
株式会社 でざいんさん
岩間 琢哉
デザインガンバ
木村 徹
スタジオチャキズ
小松崎 良仁
株式会社 タイム
藁谷 忠正
ナカネデザイン事務所
中根 秀一
中鉢 耕平
エスプレッソデザイン
根本正義
株式会社 藤代範雄デザイン事務所
藤代 範雄
yabustyle
矢吹 由香里
ヒロ・デザイン事務所
山下 ひろみ
designH
吉原 芙美子
株式会社 エス・ディ・ワークス
和田 律子
アセビデザイン
竹越 萠野
株式会社 あけぼの印刷社
永井 優太郎

群馬県デザイン協会

アルキンアド株式会社
岡田 英明
有限会社 大野印刷
大野 美文
HABS
栗原 俊文
HABS
栗原 俊文

栃木県デザイン協会

シージープルーラ
宇賀地 裕子
株式会社 イワデ工芸
鈴木 享子
ひばらさんのデザイン工房
檜原 朝美
ひばらさんのデザイン工房
檜原 朝美

言葉のデザイン

久慈川にまつわる、自然や生活文化、産業などを川柳で表現。
 川柳をのぼり旗にデザインし、かわプラザ屋外に展示ました。

ことばのデザイン

川柳
久慈の背を 鮎と流れる くじらがわ
(小松崎 良仁)
追い星に 久慈の未来が のぼる鮎
(佐藤 正和)
7
紙を漉き 文化を支えた 西ノ内
(中鉢 耕平)
10
袋田の がやも見惚れる 四度の滝
(君山 拓二)
久慈の背を 鮎と流れる くじらがわ
(小松崎 良仁)
2
日も暮れて 光るは汗と 久慈水晶
(小松崎 良仁)
5
久慈川の 鮎に伴走 奥久慈号
(中鉢 耕平)
8
ぬばたまの 岩よりいずる 久慈の水
(君山 拓二)
11
豊作を 魚で占う 鮎釣果
(中根 秀一)
2
日も暮れて 光るは汗と 久慈水晶
(小松崎 良仁)
久慈の山 氷花の流れに うつる雪
(佐藤 正和)
川流れ 灯りの行進 大子の花火
(中鉢 耕平)
9
炎天の 家和楽のほとり 漆かき
(君山 拓二)
12
久慈川に 釣り糸垂らして かわ算用
(和田 律子)
久慈の山 氷花の流れに うつる雪
(佐藤 正和)

協力

~無形文化財~
西ノ内紙
紙のさと

350年の歴史をもつ西ノ内紙は古くから久慈川の産業としてこの地の生活文化とともに根付いてきました。
この和紙を制作する紙のさとは、1970年から手漉き西ノ内紙専門店として常陸大宮市にて営業しており、
今回の展示では、久慈川を優雅に泳ぐ「鮎」の制作にご協力いただきました。

ワークショップ

日程 2021年11月27日(土)
参加料 どちらも無料
会場 道の駅常陸大宮~かわプラザ~(常陸大宮市岩崎717-1)
○午前の部 ◆久慈川の石でストーンアート!
久慈川の石に色を塗って、オリジナルの魚を作ります。石にペイントして、魚のマグネットやブローチを作りましょう!
○午後の部 ◆久慈川の色って何色?みんなで久慈川を作ろう!「みんなで作る青い久慈川」
西ノ内紙の端材を使って、みんなで久慈川の貼り絵を作ります。川の貼り絵が出来上がったら、
そこに塗り絵の鮎を泳がせて、久慈川を完成させましょう!
○午後の部 ◆久慈川の色って何色?みんなで久慈川を作ろう!「みんなで作る青い久慈川」
西ノ内紙の端材を使って、みんなで久慈川の貼り絵を作ります。川の貼り絵が出来上がったら、
そこに塗り絵の鮎を泳がせて、久慈川を完成させましょう!

久慈川の石でストーンアートを作ろう

どんなお魚にみえるかな?
上手に塗れてるね!
たくさんのお魚たちが作れました。

久慈川の色って何色?みんなで久慈川を作ろう!
「みんなで作る青い久慈川」

上手に張れてるね!
みんなで協力して波を作ろう!
どんなお魚が泳ぐかな?
完成!館長さんと記念にパシャリ!

最後に

IDPCのクリエイターのデザインを通じて、
多くの方々に地域の価値に気づくきっかけを目的としたワークショップ。
終えてみて、
子ども達が楽しく真剣に取り組んでいる姿があり、スタッフ一同とてもうれしく、楽しく過ごせました。
完成した貼り絵は、駅長さんへ贈呈され終始笑顔が溢れていました。
塗り絵に参加してくださった皆様、一生懸命貼り絵を作ってくれた子どもたち、見守ってくださった駅長様、
ありがとうございました!